こんにちは!ユウです。
仮想通貨は、ここ数年で知名度を上げて金融資産と認識されるようになってきました。
しかしながら、金融商品としては新しく不都合な部分は隠されています。
デメリットを知った上で投資するのであれば問題ないのですが、知らずに損しないためには知ることが必要です。
今回は、仮想通貨の取引手数料の闇について紹介します。
手数料が無料(実質嘘)
取引の際に費用がかかるのが手数料とされています。
例えば株を購入する際に、株価+手数料を支払うことで株を手に入れることができます。
仮想通貨の場合、仮想通貨の価格+手数料を支払うことで仮想通貨を手に入れることができます。
この際の手数料を無料としている取引所が多いと思いますが手数料は確かに無料なのです。
しかし、通貨を購入するときには買値と売値が存在します。
買値とは、仮想通貨を購入するときの金額です。
売値とは、仮想通貨を売却するときの金額です。
売値と買値は、基本的に同じではなく買値の方が高くなります。
手数料は無料といっても買値と売値の差額が発生するため実質の手数料として徴収されます。
仮想通貨の手数料(往復)は、取引額の約6%
某仮想通貨取引所のあるときのレートです。
ビットコイン買値 3386828円
ビットコイン売値 3185710円
表示されたタイミングに数十秒ほどの差がありますがほぼ同じ時間の価格です。
仮に、1ビットコインと円を同じ時間に購入して買い戻すと201118円が手数料となります。
この手数料を、割合に直すと5.94%となります。
つまり、仮想通貨を往復取引するだけで6%もの手数料がかかることになります。
年率6%の利益を出せれば有能な投資家と言われているのでどれだけ高い手数料かお分かりだと思います。
口座開設で現金5000円プレゼントに注意!
仮想通貨取引所では、口座開設と取引を行えば現金をプレゼントしてくれるキャンペーンを行っていることが多いです。
例えば、10万円取引したら5000円プレゼントというキャンペーンがあるとしましょう。
先ほどの、計算で取引手数料は実質6%と判明しました。
10万円の6%は、6000円です。
つまり、5000円もられたとしてもユーザーは赤字になるのです。
また、仮想通貨が値下がりすればさらに損失が大きくなります。
純粋にビットコインに投資したい人であれば問題ないのですが、5000円のプレゼント目当てに口座開設と取引を行うと大損をする可能性があります。
キャンペーンを見かけた際にはご注意ください。