お金・FP関係

【実体験・賃貸が最強?】県外出身者が新築一軒家を買ってはいけない理由

こんにちは!ユウです。

私は家を買って5年ほど経ちました。家を買ってから3年ほどした頃から買わないほうがよかったのではないかと考えるようになりました。その以下に理由をご説明いたします。

維持コストがかかる

持ち家の方は年に1度(正確には4回にわけて)固定資産税を支払う必要があります。私の家の場合には約10万円程度かかります。実質月のローン返済にプラス1万円となってきます。

また、設備が古くなると交換が必要になります。築10年ぐらいになる頃には、換気扇、食洗機、浴室乾燥機、トイレ、外壁などの修繕が必要になります。特に外壁は張り替えの場合100万円以上かかる場合もあります。ざっと計算して月のローン返済に2万円ほど追加することになします。合計3万円ほどローン返済とは別にお金がかかってしまうことになります。賃貸であれば毎月家賃を払っていれば居住者は設備を更新する必要がありません。新しい設備が欲しいなと思えば近くの新築に引っ越せばいいのです。

持ち家の呪縛

私は、実家とは別の県へ就職し就職先の県で家を建てました。この先どうなるかわかりませんが、子育てや介護のために実家へ帰る必要があるかもしれません。その時に今住んでいる家が残ってしまうのです。さらには以下の問題があります。

売却する場合:フルローンで家を購入して売却する場合購入した時点で家の価値は一気に落ちます。その後10年経ち家を売却するとしましょう。その場合、よっぽどの投資物件でなければ家を売り払ってもローンが残ってしまいます。我が家の例(大体の中古相場で計算)ですが3200万円で購入、10年間で1000万円返済、1700万円で家を売却したとすると600万円必要になります。ローン返済額を家賃で住んでいたつもりなのですが実際には10年間で600万円もの誤差が出ていたことになります。

この600万円を清算できるようにしなければ家を売ることができません。

賃貸にする場合:一般的な住宅ローンの場合は居住される場合において融資を受けています。よって賃貸で人に貸す場合には銀行から1活返済を求められる場合があります。前項の例でいえば残りのローン残額2200万円を返済しなければならないのです。ただし、事業に関する融資に変更すれば可能かもしれませんが住宅ローンのような安い金利は期待できません。

賃貸はずっと新築、持ち家はボロ屋

賃貸とローン返済が同額であれば圧倒的に賃貸の方がお得だと思います。賃貸は月々の家賃を支払えば住むことができ、新築のアパートができれば引っ越し費用と敷金を支払えば少額で家を新築にすることができます。

持ち家の場合、ローン返済が終わる35年後には木造築35年となりリフォームなどを行えなければ寿命を迎える場合があります。気づかない雨漏りやシロアリがいれば最悪です。

住宅メーカーから『月々家賃を払っても自分の持ち物になりませんよ。住宅ローンであれば35年か払い続けることで自分の資産になります』と言われましたが実際には35年かけて支払っても35年後ローンを支払った人が住むのはボロ屋であって賃貸で支払っていた人は35年後も新築の家に住んでいます。

まとめ

以上が家を購入したことに後悔している理由です。
お金をかけただけあってもちろん良いこともあります!
しかし、過剰に贅沢している気がして、また1件屋の賃貸もあるしもう少し資産を増やす方へ回せたんじゃないかと考えることもあります。
最終的には本人が決めなければならないのですが後になって家を買わなければよかったと後悔しないようにしたいですね。

アイキャッチ画像:PexelsによるPixabayからの画像 ありがとうございます!

ABOUT ME
ユウ
放射線取扱主任者、環境計量士を経てFPをしています。不妊治療で体外受精を行い、第一子を授かりました。お金や節約仕事の事などの生活情報を主に取り扱っているブログを運営しています。ブログ内で家計簿の公開もしています。