レビュー

水漏れするSHM-260R1 アイリス加湿器を分解して原因調査

こんにちは!ユウです。

我が家ではアイリスの加湿器SHM-260R1を3ヶ月ほど愛用していたのですが、残念ながら水漏れが発生しました。

水が入る部分は器型になっているためどこから漏れているのかわかりませんが、機械の下部から水が出ているようです。

水漏れを起こした状態では危険で使用できないためこの機種は廃棄する予定です。

ただ、廃棄するだけではもったいないので分解して水漏れの原因を調査しました。

ユウ
ユウ
みなさんは真似しないでください

まず、加湿器下部を確認すると汚れがあります。

加湿器下部の汚れ
加湿器内側

機械部分に水が入ったことにより汚れた水が出た後です。

下部の穴から出ているのでここから漏れています。

ユウ
ユウ
机の上にも似たような汚れがついていました

外側のプラスチック部分を外しました。

ヒーター部分

白いところがあるのでカルシウムが付着しているのかなと思いましたがそうではありませんでした。

漏電防止のグリスのようでしたので白いのは問題ありません。

むしろ、漏電防止の処置がされていたので安全でした。

ユウ
ユウ
白いから水漏れの原因かと思いましたが違いました。

中の部品についてですが、加熱式で構造は比較的簡単でした。

ヒーター部分が上の面に突き出している構造です。

つまり、ヒーターとボディーのプラスチック部分の接合が怪しいです。

ヒーターを外したところがこちらの写真です。

ヒーター取り外し部分
取り外したヒーター

以外ながら、外した部分に漏水の跡が見られませんでした。

ヒーター部分の白いものは水道水のカルシウムです。

プラスチックにはめてビスドメしているだけなのでここから漏れたと思っていましたが違ったようです。

ユウ
ユウ
はまっているだけでも意外と水漏れしないんですね

つぎに、さらに下の部品を取り外したのがこちらです。

ベージュのプラスチック除去後

プラスチックの色が変色しており漏水の跡が見られました。

ヒーター下部のプラスチック部品

プラスチックの変色部分を伝っていくと部品の白く析出した部分と下部の汚れの部分が一致しました。

ヒーター部分の根本にある白いものはゲル状になっておりパッキンの役目をしているようです。

ここから漏れたということはパッキンがうまく働くなって漏れたと考えられます。

パッキンは力で抑えて漏水するものではなくただ隙間にパッキンがあるだけなので普通に考えれば漏れて当然だと感じました。

初期は、なんともなくてもヒーターの加熱などで硬化したり隙間ができることで水漏れが起こるかもしれません。

今回の構造を見る限りでは、この機種において水漏れしてもおかしくない状況だということがわかりました。

もし、下部から水が出ている場合はできるだけ使用しないほうがよさそうです。

ただし、漏電防止の処置等はしっきりされているので今問題なく使用できているのであれば漏れるまで使用することは可能です。

これから購入しようとする方にはあまりお勧めできません。

水漏れの情報はネット上でたくさん上がっているようなので後継機種では改良があるかもしれません。

ユウ
ユウ
価格が安いのですが、水漏れが嫌な方にはお勧めできない機種でした。

ちなみに、新しくドウシシャの加湿器に切り替えたのですが

こちらはかなり使いやすいです。

加熱式ではなく超音波式なので電気代の高くなった今でもおすすめです。

ABOUT ME
ユウ
放射線取扱主任者、環境計量士を経てFPをしています。不妊治療で体外受精を行い、第一子を授かりました。お金や節約仕事の事などの生活情報を主に取り扱っているブログを運営しています。ブログ内で家計簿の公開もしています。