こんにちは!ユウです。
私の職業柄ワイシャツを使用する機会が少ないのですが全く着ないいわけではありません。
たまに着る必要があるときにワイシャツを見てみると・・・
![ワイシャツの黄ばみ](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3821-278x300.jpg)
首筋に黄色いシミがついているではありませんか・・・
もちろんクリーニングに出してある状態で保管しています。
クリーニング店にもよりますが安いクリニーングの場合はほぼこのような状態になりますよね。
ここまでくるとただ洗濯したぐらいでは落ちません。
そこで試したみたのが大体の家庭にあるキッチン泡ハイターです。
ネットで「キッチン泡ハイター 洗濯」で検索すると理由もなく選択には使用できないと書かれている記事もあります。
実際はそんなことはありません。
少しばかり守らないといけないことがあるため万人にはお勧めできませんが、
正しい使い方をすれば選択に使用することが可能です。
ただし、失敗すると色落ち、ピンク色や黄色の着色が発生します。
今回は、排水溝の掃除などでも使われるキッチン泡ハイターを使用して洗濯してみました。
Youtubeの動画でも配信中!
より詳しく知りたい方は動画をご覧ください。
ワイドハイターとの違いは?
ワイドハイターとキッチン泡ハイターは似たような名前ですが全く違う商品です。
ワイドハイター
![ワイドハイターEX](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3832-225x300.jpg)
洗濯で使用される洗剤で漂白と聞くと一番に思いつくのはワイドハイターだと思います。
ワイドハイターの主成分は過酸化水素です。
過酸化水素は有機物を分解する効果があるため皮脂よごれなどを分解する役目があります。
酸素系漂白剤とも呼ばれています。
キッチン泡ハイター
![キッチン泡ハイター](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3830-225x300.jpg)
キッチン泡ハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウムです。
次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌効果が高く主に消毒に用いられます。
塩素系漂白剤と呼ばれています。
さらにキッチン泡ハイターには水酸化ナトリウムが含まれています。
水酸化ナトリウムはアルカリ性が強いためpHの調整として使われています。
皮脂よごれは主に酸性よごれなので水酸化ナトリウムで中和することによってよごれが落ちやすくなります。
どっちを使えばいい?
ワイドハイターが洗濯洗剤として販売されている理由があります。
それは、色落ちがしにくい点です。
キッチン泡ハイターは塩素系の漂白剤のため色物の洋服は色落ちする可能性が高いです。
ただし、キッチン泡ハイターは色落ちがしやすい代わりに強力な洗浄効果があります。
以上の点からどちらの洗剤を使用するかを選ぶ必要があります。
キッチン泡ハイターでの洗濯方法
注意点
まず最初に以下の注意が必要です。
色物は不可
塩素系の漂白剤は強力なため色物の選択には不向きです。
白のTシャツやワイシャツについたよごれで使用する場合は効果が見込めます。
ただし、白さの度合いがわかることがあるため白色でも全く問題ないわけではないので注意が必要です。
予洗いが必要
予洗いをせずにキッチン泡ハイターで洗濯をするとピンク色もしくは黄色になることがあります。
ピンク色になる原因は日焼け止めや化粧品です。
ピンク色がつくと落とすにに別の労力がかかるためまずは普通に洗濯してから漂白する必要があります。
最終手段で使う
布の素材によっては、白色であっても生地を傷めたり変色する恐れがあります。
いろいろ試して、ダメだった場合の最終手段で使用することをお勧めします。
よごれ部分に吹きかける
![吹きかけた状態](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3823-300x174.jpg)
まず最初はよごれ部分に泡ハイターを吹きかけます。
液体タイプのハイターは、希釈してからつけ置きしますが、
泡ハイターは、ピンポイントで漂白部分を泡で覆うことができるのでかなり楽です。
今回はワイシャツと一緒にスポーツシャツも洗濯してみました。
![](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3826-300x225.jpg)
放置する
放置時間は5分から10分程度です。
時間を置けばよごれが落ちやすくなりますが繊維へ与えるダメージも大きくなります。
水で洗浄後まだ落ちていなければ、再度泡ハイターを吹きかけるところからはじめます。
洗濯機で洗う
手洗いのすすぎだけでは洗剤が残ることがあるため通常の洗濯用洗剤で洗浄します。
漂白剤が残っていると別の洗濯物にも影響が出るため白色のみの洗濯物だけで洗濯してください。
洗い上がり
キッチン泡ハイターで洗濯した結果以下のようになりました。
![ワイシャツの洗い上がり](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3834-300x198.jpg)
![スポーツシャツの洗い上がり](http://yu-minotake.com/wp/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3835-300x225.jpg)
はっきりとした汚れは落ちっている状態です。
通常の洗剤でもここぐらいまでは落ちるかもしれません。
問題は時間がたったらどうなるかです。
結果は6ヶ月後・・・・
なんときれいなままでした!
キッチン泡ハイターを使って汚れが落ちていれば再発は無さそうです。
ちなみに、洗濯用の漂白剤であるワイドハイターEXを使った時は茶色くなっていました。
計塩素の効果はやはり強いようです。
繊維へのダメージはわからないですが、キッチン泡ハイターがワイシャツの黄ばみ落としに有効なことは証明することができました。