分析

計量証明書対処外項目のみで計量証明書は発行できる?

こんにちは!ユウです。

環境計量士(濃度)を保有しています。

計量証明書を発行するにはいくつかの条件があります。

詳しくはこちらの記事で説明しています。

計量証明書対象外項目であっても、対象外という表記を行うことで対象項目と対象外項目を同じ計量証明書に記載することができます。

しかし、計量証明書の全ての項目が対象外項目である場合は可能なのでしょうか?

例えば、大腸菌郡数のみの計量証明書や濁度のみの計量証明書などが当てあはまります。

この記事では、計量証明書対象外項目のみの計量証明書について説明します。

対象外項目のみの計量証明書はNG

最初に結論ですが、対象外項目のみで計量証明書は発行できません。

しかし、このことは計量法に記載があるわけではありません。

対象外項目のみで発行できない根拠については、業界団体である >一般社団法人日本環境測定分析協会(JEMCA)の計量管理者講習の中で取り上げられています。

気になる方は、年に1回開催される計量管理者講習に参加されることをオススメします。

この記事を見て解決しない場合は?

計量証明の発行についての問い合わせは、所管の計量検定所が対応してくれます。

計量証明書の内容について記載してよいものや計量証明書を発行して良い案件か迷いがあるようであれば検定所へ問い合わせることが一番の解決策です。

ただし、所管する検定所によって対応が違うため他県の検定所ではOKでも自分の県ではNGのことがあるので注意が必要です。

所管の計量検定所の指示に従うようにしましょう。

ABOUT ME
ユウ
放射線取扱主任者、環境計量士を経てFPをしています。不妊治療で体外受精を行い、第一子を授かりました。お金や節約仕事の事などの生活情報を主に取り扱っているブログを運営しています。ブログ内で家計簿の公開もしています。